火曜日, 11月 15, 2011

北朝鮮 平壌のサッカースタジアム

じゃ、まずはまもなく(2011・11・15)日本戦が行われる「金日成競技場」、外観はこんな感じ。
Google Mapによる上空からの様子。

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大同江沿い、あーあのよく写真で見る凱旋門の側ですね。
収容人数が5万とか7万とか10万とか諸説あるようですが、
現在のは2代目で南北分断後の1969年に建設され1982年に改修したもののようです。
ちなみにこの地にあった初代は日本統治時代の1926年に建設されたもの、
もちろん「金日成」なんか記念してません。
「金日成競技場」になったのは改修した82年のことで、
それまではMoranbong(牡丹峰)競技場と呼ばれていたようです。
85年木村和司の頭蓋骨にエルボー一閃ヒビが入り失神KO事件の舞台でもあり
またあの2005年のW杯予選で日本対北朝鮮がタイでの無観客試合となるきっかけとなった
観客暴動付き北朝鮮対イラン戦の舞台でもあります。



次にあの大マスゲーム「アリラン」の会場ともなる「メーデー・スタジアム」の外観。
Google Mapによる上空からのご様子。

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さっきの「金日成競技場」からもほど近い大同江に浮かぶ中州「綾羅島」にあります。
北東側にサブのコートが4面ほど、そのさらに北東に何に使うのか分からない、謎の目盛りがついたコートが見えます。
ほぼ間違いなくマスゲームの練習やリハするとこですね。
収容人数はざっと15万と言われておりますが、観客席だけじゃなく、
解像度320×240、世界唯一の人力QVGAディスプレイといわれるアレのスペースも含んでますよね。
健介と鬼嫁のなれそめともなった95年の「スポーツと平和の祭典」の時は
フィールド部分の客席も含めて2日間で計40万人近くが入った、
と新日が言った、
と東スポや週プロに書いてありました。
オープンは89年のメーデーです。
時々テレビで朝鮮中央放送のニュース画像がやってますね、おばちゃんアナが咆哮するやつ。あれの背景の右奥にうっすら見えてるのもこれかと思われます。


そして「羊角島スタジアム」、外観画像はあまりいいのが無いので Panoramioからパクってきましょう。
Google Map ではこんな感じ。

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島の北東側に9ホールの実につまらなさそうなゴルフコースが見えるあたり、ワクワクしますね。
この島も大同江の中州でスタジアムの位置で言うと10kmほど下流です。
今年のウズベキスタン戦もタジキスタン戦もホームゲームはここ使ったんですけど、
そしたら芝が痛んだようで、日本戦は別のとことなりました。
キャパは3万、9月のタジク戦は28,000人、10月のウズベク戦で29,000人入ったようです。
1989年完成。


あとですね、「西山(Seosan)サッカー競技場」ってのもあります。
Google Mapだとこんな感じ。

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これも大同江沿いにありますね、中州じゃないですけど。
北側にサブのコートが1面、ちゃんと方位も合わせてあります。
情報が少ないんですけど、以前はこんな感じだったようです。
照明灯の逆三角形が横浜スタジアムをみすぼらしくしたみたいで味わいあります。
ところがこれが改修されて、今年の4月にはこんななってたみたいです。
またPanoramioからのパチリンクですけど。
88年完成、キャパ25,000人、
去年あたりから改修を進め、天然芝を人工芝に張替えたそうです。
小さいですけど取りあえずピッチの画像を


あ、人力じゃないディスプレイありますね。

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