ま、須田町一丁目ですけどね。
今回もうちのお嬢さんと一緒です。
リーマンに囲まれるのもヤだから二時過ぎに行くんですけど、
そすると今度は「昼下がりに蕎麦屋で一杯」をってのをやりに
わざわざ遠方から来るオジサン達が溜まってくんです。
池波正太郎ファンみたいのが。
あと「るるぶ」かなんか丸めて小脇にはさんでる地方のお姉さんとかもいましたけど。
で、オジサン達、案外食べ方が汚い。
そば猪口は、手に持ちなさいよ。
机の縁を左手で握りしめながら
置きっ放しの猪口に入るだけ引きずり込んで
それをチビチビ愚図々々噛み千切りながら召し上がる訳ですが、
貰った汁は全てオレの物とばかり全部いっぺんに注いであるから溢れる垂れる。
東京の海老天は尻尾が値打ちなんだよそこ残してどーするお里が知れるね、とか
お蕎麦食べながら酒飲む奴があるかよ百姓、とかなんとか。
向かいの母娘連れは揃ってケータイ眺めながらザルうどんときしめん食べてるし、
何しに来たんだよ、とか。
ま、何をど~食べようが人の勝手なんだけど、
見なきゃいいったってどしたって見える距離に相席になるわけだし。
うちのお嬢さんは出掛けに電話して玉子焼きの注文してましたし、
長っ尻になると思ったんでお酒と焼き鳥とウニ取って、最後にもり二枚頂きました。
いつも感心に思うんですけど、どっからつまんでも絡まずに一口分ずつすっと取れる。
当り前といえば当り前なんだろけど、
今般東京でもそれが出来ない店がいくらでもあるわけで。
家で干蕎麦茹でた時なんかアレコレやってみたりしても
ど~もああはいかない。
お蕎麦屋の肝でもある秘術なんだろね。
連れのお嬢さんは天もりかなんか召し上がってらっしゃいました。
当然のように海老のシッポ残してやがるし。
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