蘭会話の教室の帰りにいつもの店に寄って帰ると、トラムの10番線に乗ることになります。
それで3つか4つ行ったとこでバスに乗り換えるとうちのアパートの前まで来ます。
トラムもバスも冬ダイヤは夏より多く1時間に6本、10分に1本なので、
乗換えでもそんなに待つ事もありません。
12月5日のSinterklaasの日の夕方、トラムに乗ると、
車掌さんが顔を黒塗りにして
ピートくんの扮装で勤務していました。
面白かったんで写真撮っていいかって聞きました。
どうぞどうぞって言ったみたいなんで、
そのニコニコ得意げな顔を撮りました。
そしてその後、なんか言っていたみたいですけど、
まだ蘭会話教室通う前だったもんで、
まるで聞き取れませんでしたが、なんとなく、
「ぼくピート、わかる? 10番線、車掌、ぼくだけ」
みたいなこと言ってる のはわかりました。
たぶん、「トラム10番線の営業所にピートの扮装は一組しかなく、
今年それを着ているのは、ぼくだけだよ、会えてラッキーだね」
ってな事を言っていたんじゃないかと。
12月8日が蘭会話教室の初日でした。
だもんで同じ道を同じ停留所から同じ路線に乗って帰ってきたわけです。
10番線に乗って切符を出すなり車掌さんが、
「覚えてる?こないだ写真撮ったろ」ってニコニコ話掛けてきました。
よく見ると先日顔を黒塗りにしてピートの扮装をしていた人です。
スッピンだとただの白人のおじさんでした。
で、またなんか言ってきました。
「こないだのピート、わかる? 10番線、車掌、ぼくだけ」
まだ蘭会話初日なんで、あまりヒアリングが上達していません。
そして今日、また同じ停留所から10番線に乗りました。
やっぱり車掌さんはいつもの人でした。
いつものようにニコニコ笑っています。
もしかして「10番線の車掌はぼくだけ」 って言ってたのかも、と思いました。
そういえばいつ乗ってもこの人でした。
10番線ならどれに乗っても、車掌はきっとこの人なんだろうって思いました。
0 件のコメント:
コメントを投稿