9月10月は好天が断続して一日使える日となればほぼ雨、
雨上がって無理に行ったとこで路グズグズ、
月1、2回しか山の散歩できなかった。
で、11月。
紅葉が始まって山道が混む前に、
高い峠でアイゼン必要になる前に、と意地汚く山靴履いて
とりあえず中央快速(早朝は全駅停車)乗っちゃう。
でカメラのログ見たら
2日 陣馬高原下バス停-陣馬山-藤野町佐野川集落巡り-JR藤野
7日 JR武蔵五日市駅-今熊山-刈寄山-盆堀集落-沢戸橋-JR武蔵五日市駅
9日 檜原村夏地-湯久保-御前山-惣岳山-サス沢山-小河内-むかしみち-奥多摩駅
16日 檜原村笹平-松生山-浅間尾根-人里峠-人里
と、憑かれたように山散歩。
週イチってのより高頻度なんですけど、なんて言うのこれ、五日イチ?
というわけで五日市到着。
これは別の日に撮ってた画なんだけど |
行き先どこでもいいんだし、
バスの時間合わなきゃ広徳寺から今熊山にでも入るつもりだった。
今日は遅めに出てきたので08時40分発のバスだったみたい。
平日のこの時間だとお誘い合わせができるので、車内は山ガールでいっぱい。
それは立川以降うすうす気づいてはいたんだけど。
ヤマ歴半年ガール歴半世紀、合わせて半世紀と半年のベテラン山ガール。
これが今日もうるさい。
バスの中でもうるさいけど、山ん中でのおしゃべりは響くんだよなぁ、
楽しみの散歩、こんなのに道中邪魔されたくないや、早く降りねえかなぁ
と思うもなかなか降りず、
だったらこっちから降りてやれ、と
誰もボタン押す気配無いのを確認後、元郷バス停で降車プッシュ。
これで臼杵山は確定。
戸倉三山はセットで済ますのが王道なんだろうけど、
7日は寝坊して時間が半端だったので今熊・刈寄と暮れなずむ集落巡りしちゃってた。
なので今週は続きって訳じゃないんだけど臼杵山。
間に御前山はさんでるもんな、全然続きじゃない。
JR武蔵五日市駅で飲料・食料仕入れるつもりだったのが、
トイレ出てからいきなりバス乗っちゃったもんでなんにも無い。
バス停わきの自販機で水とアクエリアス1本ずつ購入。
これも小銭ほとんど無し、札受け入れ不能状態でPASMOで買えて命拾い。
食料といえば昨晩念の為買っておいたチョココロネとミックスナッツ、
ザックに入りっぱなしだったカロリーメイトひと箱。
レッツゴー。
あー出発点のバス停でログとして写真撮っとくの忘れてたよ、
もう登り初めて5~6分経ったかなーってとこの写真のタイムスタンプが09:09
このカメラ、たしか5分くらいズレてんだよなー
こないだも16時ちょうどだったはずの人里峠が15:55とかなってたんだ、
ってことは5分遅れてんだ、直さなきゃ、って思ったまま直さず本日。
なのでこのログはカメラ時間。
登り一辺倒の道のりで入り口から1,510m、うん、まずまず。
といって道中これといって何もなく、退屈を満喫。
臼杵神社、あっここにも大口のオオカミ様が。
臼杵山頂到着11:09。
おやまあ入ってから2時間も経ってますよ。
そりゃ確かに調子悪かったんだ。
眠気にアクビしたら吐き気も畳みかけてきた、とか、
ピストンも癪だしあーもうこれ登ったら別道で荷田子あたり降りよう、とか
今日は昼過ぎに帰って昼寝してから大相撲中継、とか。
ヤル気まったくなくダラダラ登ってました。
それが市道山まで1.6㎞とかいう本当だかウソだか判んない標識見たとたん、
だったら市道山まで行って、おせんころがし、じゃなかった
ヨメトリ坂で笹平に降りてもいいかな、とか欲が出ました。
と同時になんだか一汗抜けて体調も出てきてました。
ここが本日のマチガイ峠越えたとこでしたね。
このあと15時頃のフンベツ峠越えにつながるんですけど。
臼杵山から市道山までの路は、巻きゃいいじゃんってコブも巻かず
馬鹿イチで尾根通し。
下ったと思ったら釣り銭混じりの登り。
の繰り返し。
途中、やりきれなくなったのか、
ほんの2,3メートルのコブ巻く踏み跡があったり。
みんなイヤなんだろこんなの、だったらなんとかしろよ、だれかが。
市道山頂には12:33に到着。まずまず。
だったら醍醐丸まで行ってさ、醍醐川沿いの道って行ったことないんだよな、
行ってみるか、と直進。
っとここで市道山頂からほんの少し降りたとこから、
山道に沿って作業車入れるような伐採済み未舗装の道が並行してるんだ。
あーあの路ラクそうだなー、でもどこに降りつくんだろ、
地理院地形図にも登山地図にも載ってないしなー
なんて思いながら尾根にバカ正直な道を登り降りしてると
バカにしたように別れたはずの作業道が交わることなくまた沿ってきてる。
こっちは尾根筋直行なんだし向こうは緩斜面トラバースでつづれてんだから、
どっかで交わろうに、って思うんだけど、
最短3mくらい、ってかもう交わってるじゃん、ってくらい近づく。
けど公式には交わらない。
ここ結構ムカつく。
市道山から0.9㎞、醍醐丸まで2.3㎞のとこで13:06
市道山から2.4㎞、醍醐丸まで0.8㎞のとこで13:41だってさ。
この辺からはね、クドくてムダなアップダウン減った気がする。
いい顔してるけど残念なことに倒木。
醍醐丸14:03到着。
ここからは明王峠方向にちょっとだけ東進んだとこから
醍醐川沿いに降りる道があるはずなんで、それ行きたいと思ってたんだ。
暮れなずむ山村集落に降り着くって昨今いちばん好きなアレで。
ところがその分岐を見落としちゃったみたいなんですね。
あれあれあれっていう間に和田峠まで降りちゃってました。
峠の茶屋で温かいコーヒー飲んだのが14:49。
常識とか良識とかからいえば、ここで陣馬高原下バス停まで降ります。
普段カフェイン摂らないもんで、ここで判断力が暴れました。
11月21日の東京(平地)の日の入り時刻は16:31です。
そして和田峠、もしくは底沢峠から降りれば、
陣馬高原下バス停まで薄明るいあたりで降りられます。
でもそっから乗るバスはJR八王子経由京王八王子駅行きなんですよ。
八王子駅からだと中央特快で座れるか微妙なんです。
武蔵五日市からの青梅拝島立川乗り換えなら着席は絶望です。
高尾からなら100%座れます。
なら高尾側に降りたいのが人情じゃないですか。
座って帰れるんならこの際2~3時間余計に歩こうか。
こりゃ別の日の話ですけど、
名栗湖や原市場あたりのお散歩で、飯能まで降りてきて、
「池袋の乗換え雑踏イヤだなぁ億劫だしくたびれるよなぁ」ってだけで
東青梅まで2時間くらい歩きましたし。
数時間、歩いて済むなら面倒避けたいみたいです。
てなわけで、日没プラス30分程度で関場峠まで行ければ、
あとは真っ暗でも小下沢林道のんびり歩いて降りられるじゃん、たぶん。
小仏峠に行くまでは景信山あたりで日は暮れるだろうし、
その後に心細い小仏峠をヘッドランプ頼りに舗装路まで降りるのヤダなあ、とか。
和田峠から関場峠ってのは、
あいだに陣馬山、奈良子峠、明王峠、底沢峠、堂所山って
いろいろたっぷり挟まったその先です。
でもまあ関場峠に日没までに着けば、あとは小下沢林道なんか真っ暗でも歩けるぜ、
って料簡でゴー。
和田峠から陣馬山頂へは直登階段道をノンストップ10分でクリア。
午前中とは別人。
山頂どーでもよかったんだけど山頂通るのが近道な気がして、
オゥノー、今にも富士山の北に日が落ちるぞ15:13、急げ。
明王峠の茶屋に到着、15:41。
ここからも富士山見える。
このへんでもまだ陣馬山方向に向かってすれ違う人ちらほら。
和田峠にクルマ何台か停まってたもんな。
走るように底沢峠15:52、順調。
堂所山16:06、ひゃっほー。
この辺で確信を得て落ち着いてきた、減速。
先月ここいら逆方向に通って昼休みにハンモック吊って寝たタルミ、
位置的に富士山見えてんだけど木立が視界塞いでんだよな。
あれ、堂所山から関場峠ってこんなに距離あったっけ、
なかなか着かないなー、分岐見落としたかー、
とか思いながらも暗くなるまでの時間に余裕あるんで落ち着いてた。
イェーイ!分岐見落としじゃなかった、
関場峠到着16:39、まだ空には薄明かりが残るぜ。
でも小下沢林道終点までのほんの短い林の中は真っ暗なのでヘッドランプ点灯。
16:44小下沢林道終点。
こっからは真っ暗でも歩けるぜーっとランプ消灯。
のんびりポックリ夜の森を愉しみながら歩く。
でも途中足元のガレがうるさかったり
崖側から沁み出た水が道濡らしてたりするとこあんだよね。
そこだけはヘッドランプ点灯して通過。
と思ったら一度ランプ点けたらもうだめ、消せない。
目が明りに慣れちゃって。
んじゃ目が闇に慣れ返すまで休もうか、っても
冷え込んでてカラダ冷めちゃうから無理。
山特有の夜霧で星も出ず、17:40旧キャンプ場到着。
下の道出て18:23日影バス停。
十数分後にバス来るタイミング。
2本追い越されるならバス乗ろうと思ってたけど、一本だけなんで、
高尾駅まで歩く。
なんか途中クルマの少ないいい道開拓しないとなーとか思いながら、
高尾駅北口到着19:12。
よっしゃー18分後に中央特快。
何キロ歩いたんだろね、山25㎞里5㎞くらい?
後で勘定しよ。きっとしないけど。
ほんと薬売りとか塩売りみたいに歩いた気分満喫。
なんか軽く食うか、っても改札内にはホームの立食い蕎麦しかない。
連絡改札の向こうの京王高尾駅が眩しい。
京王-新宿線で帰ろうかなーとも思ったけど、
なんかここで立食い蕎麦withちくわ天。
もう帰る。以上。
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