木曜日, 9月 04, 2014

歩きに秋田に行った話 5/6

大相撲夏巡業 秋田 豪風場所 (2014/08/12)



えー「歩きに秋田に行った話 4/6」の続きです。8月12日分、お相撲のとこだけ分割しました。
会場の秋田県立体育館に到着したとこまででしたね。では。


正面にもババヘラ いましたよ
到着時点で9時半、まだまだ人いないだろって思ってましたが、
結構周辺わらわら、ちょうど集まってるとこでした。

木戸口前はこんなかんじ
もぎりに少し並ぶ程度
9時40分頃
すでに申し合いも関取衆
二階席の東西方向のほとんどは、社会福祉協議会(以下:社共)やなんかの招待関で、
後から団体で入って来てましたけど、この時間はまだいません。
一方正面向正面はこの時間から結構埋まってます。

ファンサの「力士と撮影会」も始まってました。
結構な行列です。
平均30人くらいかな、力士が変わると行列伸びたり縮んだり、昼ごろまで続いてました。
ただ場所がひどい。ひどすぎる。
上の写真大きくすると正面側にポチっと写ってる琴勇輝の応援幕の下あたりの行列です。
これじゃぁみんな逆光になっちゃってると思います。


力士のぼり別アングルで
のぼり、主催秋田魁発表で19本とこのとですが、
ご覧の通りです、1本おきに「豪風」。
一目に「豪」の字が目立つので新大関豪栄道も混じってんのかと思いましたが、
豪栄道、巡業休場してました。豪は全部間違いなく豪風です。

館内の横断幕も「豪風」。

GO FIGHT TO WIN 豪風
男鹿市観光大使・豪風

サイン攻め豪風

抱っこ攻め豪風

インタビュー攻め豪風

あきれて股割やめた春日国
じきに土俵上は豆力士登場。
対するは正義の豪風、アンド悪の戦闘員、勢、栃乃若、徳勝龍、常幸龍ども

胸を出す豪風

4人がかりを受ける豪風

無敵 豪風

子供相手に乱暴はたらく常幸龍、見守る正義の豪風
さて、豪風祭りはまだ続くんですけど、
いったん外の様子など見に行きます。

東の支度部屋は県道26号線沿いで交通至便

よく見たら奥の方で人さらいみたいなことしてんの
錦木ですね

行司部屋は隣接する公園の東屋

西の支度部屋
パンツ写りそうだったんで消したら余計へんになった

道中宿割り時間割掲示板はトラックです

手書きの掲示を手書きで写してたもんですが
最近はスマホで撮るようになったんですね

なんか勝手に横断歩道みたいの敷設しちゃってます

琴勇輝や魁聖の抜け殻でした

宝富士の抜け殻も

さて館内に戻ります。
土俵上では幕下取組、
これで11時半くらいでしょうか、だいぶ埋まってきました。

3階最上段からの俯瞰

おっと初っ切りは篠原・若山の阿武松組
このチーム、キレいいよね
西方・十両土俵入り
そうそう、ぼくは2階の西花道上にいたんで、館内の写真のほとんどはその位置からです。
だいたいこんな位置。
土俵入りを待ってじゃれあう西方幕内力士

パン爺と なんか黒い人

西方 幕内土俵入り
手を挙げるタイミングずれちゃうと、サボってるみたいに見えますね。嘉風だ。
いやまだいた、千代丸と、北太樹も怪しい。

引き上げる豪風
幕内・横綱土俵入りの後、
豪風だけ土俵に呼び戻されて知事からおコメもらってました。
「秋田県イメージアップ貢献者表彰」だそうです。

「事績:アマチュア時代から相撲を通した活躍で、本県の認知度向上に寄与しており、現在も幕内力士として、その活躍は県内相撲ファンのみならず県民全体が注目しているところである。
また、帰省した際などには、精力的に県内の学校や高齢者等の福祉施設を訪問し、子供たちに夢や希望を与えるとともに、元気で活力ある秋田の実現に大きく貢献している。」

そうだそうだ、もっと褒めてやれ。
ぼくみたいに豪風お目当てに秋田行ったの2、3千人はいたはずだ。

あきたこまち、豪風の体重分の150kgだそうです。。

豪風、おコメもらった
さてもろもろすっ飛ばして、いよいよ土俵は豪風の取組。
懸賞幕、あれですね、さっき公園東屋の行司部屋でこさえてたやつです。

豪風、懸賞もついた
館内大声援、ひと際わらすっ子の声が響くと思ったら、すぐ後ろに30人くらいいました。
栃乃若に快勝。

ブレててちょうどいいや

本日最大の歓声の中、意気揚々引き上げる豪風
「ありがとう 秋田」

横断幕、増えてるし
もうね、土俵上で仕切り重ねる玉鷲、照ノ富士もね、
溜まりに控える遠藤、大砂嵐もね、ガン無視。
ご覧の通り館内ほぼ全員の視線と拍手が豪風に集まってました。

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ところでですね、
ぼくの席の右隣りにガイジン一家がいたんです。
夫婦と中学生くらいの娘と小学生くらいの息子。
で、そのお父さんが西花道で出番待つ阿夢露に
"Excuse me, excuse me!"なんてしきりに声かけてるんで、
その人ロシア人だよって教えたげました。
聞けば三沢ベースの空軍さんだそうで、お相撲見物初めてらしい。

たぶん在日米国人の間でもお相撲好きがいっぱいいて、
口々絶賛するもんだから、せっかく近くに来たんで家族総出で見に行ってみよう、と。
期待を込めて来たんだと思います。

その後も土俵上や花道に外人っぽいの出てくると聞いてくる、
一番人気は誰だ、強いの誰だ、今あれなにやってる、聞いてくるんで、
その人はグルジアだよとか、あれは秋田の人気者とか、ヨコヅナエントリーセレモニーとか、
わりと喜んで説明してました、興味持ってくれればいいな、とか期待しながら。

ところが幕内取組が進んでくると、明らかに退屈しだしてんですね。
それ、わかるんですよ、痛いほど。

「ただのデブの押しっくらじゃないんだ、お相撲さんは強いんだ」
「強さの中の美しさがどーたら」

とかさんざ聞かされてきたんでしょ、アジアを代表する格闘技見に来ちゃった。
巡業とか花相撲とか仕方無いんですよ、本場所とは別物。
楽しみどころが違うんだから。
ってなこと大相撲知らない日本人に説明すんのも難しいのにねぇ、
テレビですら相撲見たこと無い人に理解してくれったってねぇ、
中途半端に説明しても誤解が確信になっちゃったりでややこしいですしねぇ、
どーしよもなかったですよ。
最後これからbow ceremonyですよ、ステップに合わせてヨイショーって言って帰りましょうね、
っていったら面白がってやっててくれたのがせめてもの救いでした。

ってなことやってたぼくの左隣りの席は地元の爺さんだったのね。
この爺さんの言葉がまたほとんど聞き取れず。
娘がそばにいて通訳してくれる時はともかく、直接だと全然わかんない。
「アレは隆の里のお弟子さんだったかね」ってのが聞き取れたくらい、
あとは適当に相槌打ってました。
おかしいなあ、こないだ「秋田の人は標準語が上手い」って書いたばっかなのに。


このトラック、さっき「精密機械輸送車」って書いてなかったっけ

女性ファンに足止めされる大人気大関
 わー ! きゃー ! 写真撮っちゃったー、誰かしらー !

っておいコラ。


火曜日, 9月 02, 2014

歩きに秋田に行った話 4/6

8月12日、大相撲夏巡業 豪風場所

この日はやたら早起きして、宿の朝食も前日からキャンセルしてました。
張り切って朝市に行きますから。

朝市は7時から。
どうせたいした規模でもなし、ちょろっと覗いてバス着たらバス、来なかったらタクシー呼んで、
そしたら7時40分の汽車に乗れますよ、そしたら9時過ぎには秋田駅です。
完璧。

で、6時に起きたつもりなんですけど、まごまごしてるうちに外出たの6時半くらいになってました。
でもまだ大丈夫、あわてない。

だいたい前の晩も遅くまで起きてたんだよ、
なまじ部屋でwi-fi使い放題だったのもあって、その日歩いた道のおさらいとか、
翌日の秋田行きの確認とか、あんま寝てない。


で前日も通った道を自信満々通りますだ。
増田高校の先を左に入ると昨日と同じ道。
今日は少し近道をして朝市の裏側から入ってやろう、
場所はわかってるんだ、昨日の帰りのバスからも確認した、バッチリ。

と思って曲がったんですけど、なんか余計に曲がったみたい。
一向に町っぽくならなくて、町のあるはずの方角、畑だし。
気付くと見覚えのある神社があって、

「これ戻ってんじゃん」

この時点でもう7時過ぎてた。
けどとにかく朝市まで行こう、行かなきゃバスもタクシーもありゃしない、ってんで行きましたよ。
昨日通った道で。
まったく余計プレー。
朝っぱらから田んぼがビービーうるさいなって思ったら
ラジコンヘリがお仕事中でしたよ
はい、朝市やってました。
そりゃやってます、写真のタイムスタンプ見ると時すでに07:23。
そこにちょうどバス登場、乗ります。
結局早起きして朝食抜きで急ぎ足で歩いて朝市の入り口見ただけ。
始まってます
ピチピチの婆さん達がお出迎え、まだ客はまばら
朝市入り口の向かい、石田理吉邸
前日と同じように建ってました
それにつけても羽後交通のバス停ときたら…


びゅん、と道中略。
秋田駅前バスターミナル。
巡業会場の県立体育館まで行くバス路線いっぱいありすぎてわかんないから、
秋田中央交通の案内所できいてみました。
秋田杉の秋田犬がお出迎え。
いらっしゃいました

適当にいわれた番号の乗り場へ。
続々来るし、どれ乗っても県立体育館行くみたいだから適当に乗りました。

体育館発見。
笠木突き出した神明造りなの?この屋根は。
体育館みたいな建物と力士幟が見えてきたんでボタン押して降りましたが、
ほんとはも一つ先の停留所だったみたいです。
まぁどっちでもよかったみたいです、同じバス乗ってた人たちと同じ信号渡りましたから。
体育館と力士幟 近影
と、ここで突然ですが、
お相撲の話の続きは別エントリー、5/6で。
興味ない人には迷惑ですから、お互い。


そして無事、大相撲豪風場所も終わって解散ってとこから再開。

はいはい、お開きお開き、
いつまでも未練がましく囲んでんじゃないよ、
また来年の豪風場所でね

そういや体育館の裏、
野外支度部屋になってた近くにババヘラいました

調査しましたよ
ババヘラ デビュー


そしてまたぼくは適当に歩きだしました。
目的地特にないんですけど、とりあえず佐竹家の菩提寺ってのがたいそう立派だっていうんで、
なんかそっち方面目指せれば、と。

体育館から見えたバレーボールみたいの、
どうも市役所かなんかのクーリングタワーだなー
きっかり711mではないとは思いますが、
まあだいたいそのくらい
体育館から戻る道中の川のそばに、大鵬さんの嫁の実家、「榮太楼」というのがあるはず、
130年くらいの老舗の和菓子屋さんで、終戦後からわりと最近まで旅館も経営してた、
でその店の中に大鵬記念ギャラリーみたいのがある、と。
なら覗いてみようかと思ったんですけど、
見落としたんだか全然見当外れのとこ歩いてたんだか、
通り町って商店街抜けて千秋公園の方まで来ちゃってました、残念。

で、その佐竹家の菩提寺ってのがどっち方面なんだか訊ねようと思って見回したら、
その通町に暇そうな和菓子屋さん見つけました。
看板らしい「りんご餅」ってのお土産に買ってから訊きかけたら、
途端に後から後から客が入ってきて後ろに行列する始末。
結局訊きそびれて店出てきました。
「高砂堂」ってお店、有名だったのかなー。
りんご餅は美味しかったそうです。

なんか秋田は道ばたに唐突になにかがあるなー
「鷹の松」だそうです
それから千秋公園の裾に沿って、これまた適当に歩いてたら川に出ました。
なんか川に出ちゃいましたよ
ここどこですか?
そこで居合わせたおじさんに

「あのー、この辺にナントカって佐竹家の有名なお寺が…」

「あー天徳寺ね、うーん近いですよ、20分くらいかなー。」

道尋ねようにも行き先の名前知らないんだから先方も迷惑したと思いますが、
大体の方角と距離教えてもらえました。

「この先、高校で塞がっててまっすぐは抜けられないんだけどね、まーあっちの方」

大丈夫です、アバウトに教えてもらえれば。
アバウトに聞いてますしアバウトに歩いてますから。
いわゆるウォークアバウト。


と指し示された方角に進むや否や、なにやら前方の視界にあるはずも無い既視感が。

あきこうまえ茶屋

なんだこれ、見たことあるぞ。
中に高校生溜まってんだろ、バラバラ不揃いの椅子座って、
ギター弾くやつ、壁に絵描いてるやつバラバラいて、
「油そば150円」とか「卵かけご飯100円」とか適当メニューあって…
なんだなんだー、そうだテレビで見たんだ、ドキュメンタリーの「あきこうまえ茶屋」、
あれここだったのかー、秋田だったのかー、
なんかもっと田舎かと思ってたよ、ここも大概だけど、まだ市内だし高級住宅地だし。

ほんとビックリしました。
まだ記憶の中にそんなカスが残ってたことに驚きました。
よく思い出したもんだと、よくここに辿り着いたもんだと。

残念ながら営業は数年前に終了してしまったようです。
中は覗けませんでした。


天徳寺、着きました。
なるほど立派な門ですね、閉まってますけど。
16:40頃だったようです。
いいです、閉まってるのもう慣れっこです。お盆だから仕方無いですよね。


近く歩いてた婆さま掴まえて聞いたら、なんか正面閉まってても脇から回って入れるとか。
回ってみましたけど、大雨の名残りでぬかってて大変お足元の悪い中さっさとあきらめました。


だって柵の向こうにですよ、なにやら穏やかじゃない立て札あるし。
暗くなってきてるし。
クマに注意

前のバス停からちょうど来たバスに乗って町にもどります。

朝、体育館への往路でもバスの中から見てたんですけど、
千秋公園の横の池、ハスでびっしり、花盛りでした。


よくよく見ると一番奥の方、毒キノコみたいな花咲いてませんかね?

左奥、ぴょこんと一輪突き抜けて咲いてます?

さて今夜も旅館の夕食キャンセルしてたので、何か食べて帰ります。
美味い美味い言って結局ほとんど宿で食べてないじゃない。
外でもろくに食べてないですけどね。

駅の近くで一人でも入りやすそうな店見つけたんですけど、混んでて大変そう。
そのそばに最初見落としてたこじんまりした店ありました。
店の名前なんか覚えてません。

とりあえず3品ほど頼みましたよ、ハタハタ一夜干と、ホウボウだったかな刺身、
そしてイカの貝焼き。


順々に肴が届く中、
秋田巡業のプログラム、これがまた上アート紙フルカラー32P、
1,000円の三階席でもロハの招待席でも貰えるの? ウチワも? 大丈夫、秋田県?
ってなやつなんぞをパラパラやりながら、

「あ、テレビ、ABS秋田放送ってのいいですか」

なんか言ってチャンネル変えさせて。
その局が主催協賛だったんです。
しめたものでローカル枠からスポーツ枠から豪風祭り再び。

「あ、巡業行ってらしたんですかー」

なんか話しかけられて。
ってか放っとけないないよな、派手なプログラムめくりながら豪風推しの団扇バタバタ扇いで、
テレビの力士に口半開きで魅入ってるんだから、
話振るわな、秋田人として礼儀として。

そっから始まる清国、照国、大鵬さんのヨメ、豪風、華王錦…
往年の現役の郷土力士の勇ましさやら頼りなさ。
行司、呼出し、その親族に至るまで…

「往年の榮太楼さんはどーたらこーたら…」

「いやいや清国さんの未亡人は元の伊勢ヶ濱部屋で一日一組限定の…」

「いよっ桃色の音楽!」




そして来ました貝焼き、これ。
まずはドン!

鍋替わりのホタテ殻でっかい。
切り付けた白菜とイカ1パイ分くらい入ってる。
味付けは味噌とイカゴロ、ゴロは1パイ分じゃきかないくらい入ってるらしいです。
イカ刺しとかが数出ないと作れないんだそうで。

更に倍!
一回じゃ入りきらない白菜は別皿で。

食べても食べてもなかなか減らない。
そして食べ進むうちにどんどん味が濃くなっていく。
それが何故かまた美味い。
お銚子何本飲んだんだろう、でもずいぶん安かったです、3千円台だったかと。


8時くらいの汽車のって帰って風呂入って早めに寝ましたよ。
そこそこいっぱい歩いたし。
明日は宿替えだし。


ってかこれから相撲場の分書くのかー。
最終日の分もやたらいっぱいあるんだよなー、あらかた忘れかけてるし。
いつになるやら。