木曜日, 11月 19, 2009

土俵入りの所作について その6

両横綱について、ここまで触れてませんでした。
それというのも直近二場所、朝青龍は西から白鵬は東からしか上がってないもんで、
「順足型」なのか「決め足型」なのか判別つかなかったわけで。

それが今場所は東西入れ替わって五日も経ち、
その全てで東の朝青龍は左足から、西の白鵬は右足から、と、
「決め足型」である事が、ほぼ確定しました。

となると俄然気になってくるのが名古屋場所二日目に右足から上がった朝青龍です。
秋場所はすべて左足から上がっています。
名古屋場所の上がった足と戦跡を以下に掲げます。-は土俵入りが確認できなかった日です。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
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かねてご案内の通り、千秋楽本割で白鵬に負けるまで連勝が続いています。
対戦相手は初日把瑠都、二日目栃ノ心、三日目雅山、四日目翔天狼と続く流れです。
四日目五日目が録れてなかったのは返すがえすも残念ですが、きっと左から上がってるでしょう。
横綱土俵入りは露払い太刀持ちを引き連れてるんで、上がる足も揃えるもんです。
で、その問題の二日目も全員揃って右足から上がっています。
見間違えかと思って何度もビデオを確認したんですけど、しつこいですが揃って右足から上がっています。
支度部屋なり花道奥でわざわざ申し合わせて揃えたわけです。

ゲン直しを要するような状況でもなし、一体何があったのか、気になって気になって夜も眠れず、
今日も起きたら十両取組が始まっていました。

で、ついでなんですけど、露払い太刀持ちを務める力士たち、
朝赤龍、旭天鵬が左、高見盛、黒海が右の決め足型、安美錦は近足型と、
大勢を占める順足型がほとんどいないんですね。
これまた不思議な話です。

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