水曜日, 5月 30, 2012

嵐望さんの弓取り

5月27日、魁皇引退浅香山襲名披露大相撲もいよいよ大詰め、
弓取式は主役魁皇と同じ昭和63年3月入門の嵐望!
ってことは若サマ貴サマ曙はもちろん、和歌乃山(断髪に来てたー)、須佐の湖(これも来てたー)プロレスやってる力皇(来てたー)、みーんな同期。
なんと現役力士として最後に残ったのは福生乃花改メ嵐望でした。
入門時は二子山部屋、なので現在は同期が師匠を務める貴乃花部屋所属。

弓取り経験は同部屋の元大関・貴ノ浪(現音羽山親方)と同期の元小結・和歌乃山の引退相撲での2回しかなかったが「魁皇関は僕の支えでした。弓取りは約束でしたから」と受諾。この日に合わせてほうきなどで練習を重ね、無事にこなし、花を添えた。(スポニチ)

とても3回目とは思えない、実に見事な、堂に入った弓取りで同期の門出を飾りました。


既に他の人も上げてるんですが、動画アップのテストついでに。
こちらは東花道上方からなので背後(赤房側)からの画となりますが、
背面での弓捌き、引き揚げる花道の顔なんか見れますよ。


それにしてもなんて偏ったカメラワーク。
西花道を入場するとこから嵐望さんに釘付け。
花相撲とはいえ土俵上は結びの一番、裁くは三十六代庄之助、の足しか映さず嵐望。
横綱白鵬と大関日馬富士が仕切り重ねてんのそっちのけ、溜りに控える嵐望のアップ。
始まった取っ組み合い横目で見やりながらも視界の中心には嵐望。
勝敗決するや勝者ではなく、敗者でもなく、間髪入れずに嵐望。
無事弓取式を終え胸を張って引き揚げ、花道に消えるとこまでこれでもかと嵐望。
あー思えば今日この土俵で、この吊屋根の下で、この両国の国技館で、嵐望の弓取式が開かれたんだなーっ(ちょっと違う)と名残惜しげに引きながらの館内全景。
嵐望! 嵐望!! 嵐望!!!

おーらんぼー!
いったい何がぼくをここまで駆き立てた。
体幹から沸き上がる冷え切った情熱、毛穴から漏れ出す生気、浮き上がり舞い踊る奥歯。
もしかしてこれってシコア? そーなのっ? これがシコアなのっ?



一歩、二歩、散歩してゆこう。
三歩、四歩、ご苦労様と、
掛け声合わせて進めよう生命線
おはよう、こんにちわ、今晩どう?
みんな仲間で助け合い、役割分担して縦横無尽。
みんな等しく美しく、緩急自在に生きてゆこう。
微粒子のように分散し、
帰りつくは大阪先発先陣隊の机の中。 (ドラえもん?)
街の声を大切に、頬と頬の人情を授かりながらの生命体
琴線に触れて……。
(2012.3.8)

泣けた夜

愛弟子が3度優勝してくれたことがあり、その瞬間は、突如に涙がこぼれ落ちて止まりませんでした。勝負師の指導者としては、いささか恥ずかしい事態ですが、それが本音。我が子達の活躍では泣けてくるのに、自らの優勝では泣けたことがないという事実でお許し願えればと思います。

一度目は貴ノ岩が三段目で優勝したとき。 
二度目は貴斗志、三度目は渡辺でした。
岩のようにどっしりした強さを誇ってほしい貴ノ岩。
一斗樽の志を持たせたくて貴斗志。
優勝しなくても大丈夫だからと毎回見る決定戦。
心臓が張り裂けそうで仕方がなく、負けたときにはどのように慰めるか、三者三用の言葉を選ぼうとする。(親方、渡辺くん忘れてます)

お花見気分で桜の門をくぐれば、そこはお正月。(ハァ?)
すべての邪気を払い除ける桜の宮へ、是非ともお越しください。
力士たちの活躍に乞うご期待です。
(2012.3.18)

明日もまた営業に奮闘しよう。(使えない新人が連絡日誌に書いてそう)
日本の未来のために日本の文化のために神風を吹かせよう!
人生は語りのない空間から始まり、空虚の世界に幕を閉じてゆく(判り易くお願いします)
静けさは明日の糧、不老不死は病の始まり、優しく賑やかに人生の幕引きを目指す我々は、太陽の日差しと共に、生きとし生けるものを愛で、華やかに生きてゆこうと思っています。
(2012.3.2)

親方、なんかわかってきたよーな気がします。
そうか、あの日すでにぼくは眠りから覚めてたんですね。
ぼくのシコアライフは、もう始まってたんですね。
ありがとうございました。
これからも親方の言葉が少しでも理解できるように、
少しでも親方のそばに近付けるように、一歩ずつ歩んで行きます生命線。そこっ 笑うな。

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