水曜日, 11月 25, 2009

カフェイン中毒

「中毒」ってのは、ややこしい言葉ですよ。
「毒に中る」って事なんでしょうけど。

食中毒とか一酸化炭素中毒みたいな急性のやつは英語だと"toxic"とか言うわけですよね。
急性じゃなくっても、例えば中世のボルジア家だのなんだので飲食物にヒ素盛って
ちびちびダラダラ殺したりすんのも"poisoning"とか言って、そっちの領域。

アル中とかシャブ中とかギャンブル中毒、借金中毒なんてのは依存症の部類で、
そっちは英語で言ったら"addict"って全く別の分類になる、んじゃなかったかな。

それを日本語だと同じ言葉で表わしちゃうから、ややこしくなる。

すごく話が違うけど、習慣的に飲酒運転をしちゃう人がアルコール中毒って非難されたりしてんの、
あれひょっとして運転中毒なんじゃないの、って思う事もしばしば。

なんですごく話がそれるかってと、今とっても散漫なわけです。
しなくちゃなんない事いっぱいあんだか無いんだかわかんないけど、
こんなの打ち込んでる場合では無い。多分。
これはカフェイン中毒である、と。

一昨日でしたか、起きたらなんだか具合が悪い。
食べなさ過ぎなんだか飲み過ぎなんだか、気持ちが悪い。
こーゆう時はスプライトだっ! スプライトは万病に効く百薬の長代理補佐見習い!
って思ったんですけど、うちの近所はスプライト売ってない。

タイやらフィリピンやらの幼稚園じゃスプライト常備してるっていうじゃないですか。
園児が具合悪くなったら飲ませる、と治る、たいてい。

で、なんかないかと最寄りの自販機行ったら大好きなドクターペッパー入ってる。
前々から知ってましたけど。
買って飲んだらやっぱ美味しい。HP3割回復。
これはイケると思って、も一度買いに行って飲む。

それでもーベロンベロン。
気が散って何事も手につかない、アタマに入らない。
ま、そんな大事な用事もないんですけど。

カフェインに弱いんです、"toxic"とか"poisoning"の方です。
無いと我慢できないみたいな"addict"じゃ無いんです。
コーヒー滅多に飲まないもん、特に日本にいる時は。
安いのは美味くないし、高いの飲むくらいならビールとか飲みますよ。
嫌いじゃないんで、いやむしろ好きなんで飲みたいんですけど、
飲むと具合が悪くなんの判ってるんで、努めて飲まない。コーラなんかも控えてる。
だけどたまには飲みたい気分になるんで飲んじゃう。

よく夕方のコンビニとかで缶コーヒー2本くらい掴んでレジにゴンって置いて買って、
店出るか出ないかのうちにグビグビーって一本飲んで出口の空き缶入れ放り込んで、
も一本握りしめて勇んで会社に戻るリーマンいます。
「よっしゃー、気合チャージ完了! 備えもバッチシ! 残業カモーン!」みたいな。
カフェイン摂らないと集中力がたもてないの。
朝、通勤電車に乗る前に一本入れないと業務に就けないの、モチベーションが起きないの。
きみらね、カフェインに"addict"してるよ、それきっと依存だよ、病気だよ。

今日の夕方、お相撲見終わってから、近所の店にスパゲッティ食べに行きました。
ついでにコーヒー頼んじゃいました。たまにはいいかと。
先に持ってきてもらって半分くらい飲んだところでスパゲッティが来て、
食べ終わった頃に、「お替りいかがですか?」って言われたもんで
「お願いします」って注ぎ足してもらった。一杯半飲んだ勘定。

んでもーさっきからフラフラのボヤボヤ、略してフラボヤ。

砂糖もいけないと思うんですよね。
普段ほとんど摂らないから、たまに甘いもの食べさせられるとボンヤリしてくる。
相乗効果ってのもあるかもですね。

それはそれとして、つい一昨日やったばっかなのに学習とか記憶とか自省とかまるで無し。
やっぱ"addict"か。


長々と散漫としてるなー

木曜日, 11月 19, 2009

土俵入りの所作について その7 魁皇

じゃダラダラとキリ無く個別に見て見ましょう。
まずは何はともあれ魁皇です。

名古屋場所です。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
東 東 東 東 東 東 東 東 東 西 西 東 東 東 東
- R R R R R R - R R L R R R R
● ○ ○ ● ● ○ ○ ○ ● ● ○ ● ○ ○ ●

なんかうまく表形式にコピペできませんね、
見づらいでしょーが察してください、そのうちなんとかします。

で次に秋場所です。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
西 西 西 西 西 西 西 西 西 西 西 東 西 西 東
R R - - R - - L L L L R L L R
○ ● ○ ● ○ ● ○ ○ ○ ○ ● ● ● ● ○

元々はいわゆる「決め足型」だったわけです。
東西どちらから上がる時も右足から上がる。
それが名古屋場所の十二日目は型を崩して左足から上がってる。
秋場所に至っては八日目から西に上がる時は左足、東から上がる時は右足の
いわゆる「順足型」に転向してます。
いったい何があったんでしょう。

名古屋の十二日目は白鵬戦でした。
もちろん負けるんですけど。
前日11日目は朝青龍戦でした。
これ驚いたことに小手投げで勝ってるんですよ。
じゃゲンをいじる事ないのに、って思うんですが。

秋場所は翔天狼○、琴奨菊●、安美錦○、把瑠都●、玉乃島○、希勢の里●、栃ノ心○と
いわゆるヌケヌケで来ました。
問題の八日目はなんか考えがあったんでしょうか、上がり足を替えてみたのが効を奏したか、
千代大海○と来ました。
調子に乗って順足で上がり、その後雅山○、琴欧州○と続いたんですが、
白鵬、朝青龍、鶴竜、日馬富士とモンゴル4連発にそっくり敗れ、
勝ち越しおあずけのまま迎えた千秋楽で琴光喜に○で八勝七敗にまとめました。

やっぱ右足なら右足で決めて上がったらいーんじゃないかと思うんですけどね、
もういーだけベテランなんだし。

それにしても他人の思惑を無責任に詮索すんのって、いーですね、気楽で。
まだ他にも興味深い人がいるんで、気が向いたらこのネタ続けます。

土俵入りの所作について その6

両横綱について、ここまで触れてませんでした。
それというのも直近二場所、朝青龍は西から白鵬は東からしか上がってないもんで、
「順足型」なのか「決め足型」なのか判別つかなかったわけで。

それが今場所は東西入れ替わって五日も経ち、
その全てで東の朝青龍は左足から、西の白鵬は右足から、と、
「決め足型」である事が、ほぼ確定しました。

となると俄然気になってくるのが名古屋場所二日目に右足から上がった朝青龍です。
秋場所はすべて左足から上がっています。
名古屋場所の上がった足と戦跡を以下に掲げます。-は土俵入りが確認できなかった日です。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
L R L - - L L L L L L L L L L

かねてご案内の通り、千秋楽本割で白鵬に負けるまで連勝が続いています。
対戦相手は初日把瑠都、二日目栃ノ心、三日目雅山、四日目翔天狼と続く流れです。
四日目五日目が録れてなかったのは返すがえすも残念ですが、きっと左から上がってるでしょう。
横綱土俵入りは露払い太刀持ちを引き連れてるんで、上がる足も揃えるもんです。
で、その問題の二日目も全員揃って右足から上がっています。
見間違えかと思って何度もビデオを確認したんですけど、しつこいですが揃って右足から上がっています。
支度部屋なり花道奥でわざわざ申し合わせて揃えたわけです。

ゲン直しを要するような状況でもなし、一体何があったのか、気になって気になって夜も眠れず、
今日も起きたら十両取組が始まっていました。

で、ついでなんですけど、露払い太刀持ちを務める力士たち、
朝赤龍、旭天鵬が左、高見盛、黒海が右の決め足型、安美錦は近足型と、
大勢を占める順足型がほとんどいないんですね。
これまた不思議な話です。

土俵入りの所作について その5

「決め足型」です。
東から上がろうが西から上がろうが、いつだって同じ足を決めて上がる人たちです。
左右に関しては漢字で書くと見づらいんで平仮名で書きます。

日馬富士   19/26  79.2% みぎ
琴欧洲      21/27  77.8% ひだり
魁皇         17/24  70/8% みぎ
琴光喜      22/23  95.7% ひだり
千代大海   20/21  95.2% みぎ
旭天鵬      24/25  96.0% ひだり
琴奨菊      26/26 100.0% みぎ
把瑠都      24/25  96.0% ひだり
高見盛      25/25 100.0% みぎ
黒海         25/26  96.2% みぎ
豪風         24/24 100.0% ひだり
朝赤龍      26/26 100.0% ひだり
春日王      24/25  96.0% ひだり
若の里      11/11 100.0% みぎ
北勝力      11/13  84.6% ひだり

ただし大関陣については断言できません。
集計した二場所中、日馬富士や千代大海は西側から3回ずつしか上がってませんし。

てなとこで、本日はここまで。
細かい考察や邪推は後日またあらためて。

水曜日, 11月 18, 2009

土俵入りの所作について その4 だっけ?

「近足」の人たち。
テレビで見た時、向こう側の足から上がる不精な人たち。
これはやっぱ少ないですけど、色が濃い。
それはそれで意味があるんでしょう。

阿覧        17/23     73.9%
豪栄道     28/28   100.0%
安美錦     22/25    88.0%
時天空     23/25    92.0%
玉鷲        12/13    92.3%
嘉風        26/27    96.3%

100%な人が少ないですね。
これも後日たっぷり語りますよ、たぶん。

土俵入りの所作について その3

まずは「順足型」の人についてですね。

鶴竜           22/23   95.7%
稀勢の里    26/26  100.0%
栃煌山       25/25  100.0%
豊響          26/26  100.0%
岩木山       22/23   95.7%
雅山          25/25  100.0%
栃ノ心        23/23  100.0%
武州山       24/24  100.0%
玉乃島       25/25  100.0%
豊ノ島        24/25   96.0%
垣添          24/25   96.0%
栃乃洋       24/24  100.0%
翔天狼       24/24  100.0%
山本山       9/9     100.0%
普天王       23/24   95.8%
出島          10/10  100.0%
霜鳳          26/26  100.0%
土佐豊       24/24  100.0%
若荒雄       13/14   92.9%
将司          12/12  100.0%


パーセンテージについては、要するに東から上がろうが西から上がろうが
テレビから見た時の手前側の足から上がった回数ですね。
勝負審判の年寄の前で一礼して、あらためて土俵に正対して
そのいきおいで上がるタイプ。
こりゃたしかに正統派ですね。

だからこそ100%じゃない時、逆足から上がった時の事が気になりますね。
なんか心境の変化でもあったんでしょうか、気もそぞろだったんでしょうか。
その件については後日考察してみます。
たぶん。

土俵入りの所作について その2

「東右」ってのは東から上がって右足から二字口に登ったってこってす。
「東左」ってのは東から上がって左足(ry

東から土俵入りする人たちってのは、
とりあえず右側に位置する溜りの勝負審判の前で一礼したりしなかったりしつつ
そっからあらためて土俵に正対しながら二字口を登る。
そーすると体は反時計回りな動きになるわけで、
そのままの流れにまかせて動くと右足から登ることになるわけです。
これをとりあえず「順足」と呼びましょう。
後で詳しく数字出しますけど、三分の二くらいはこの動きをするんです。

あ、とても長い話になりますからね。

でも一方、東側から入ると土俵は左側にあるわけで、
土俵に近いのは左足なんです。
近い方の足から上がりたいのも判らないわけじゃありません。
無作法とか非難する程のことでもないんで「逆足」と呼ぶのも気の毒、
「近足」とでも言っときましょう。

左右逆相になる西方では、左足から登るのが「順足」、右足から登るのが「近足」ってことになります。

見てると結構みんな決め事があるみたいなんですね。
順足にこだわる人、近足に決め込んでる人、
東西関係無しに決めた足から登る人。
怪我もあるでしょうし、ゲン直しもあるでしょう。

で、その分析なんですけど、長々続くので、またいったん切ります。

土俵入りの所作について その1

幕内土俵入りってのがありますね。
拍子木打ちながら呼出しが歩いて立行司が先導して東西からお相撲さんが入ってくる。
で、花道のキリで一礼して、溜りの勝負審判の前でもう一礼して二字口から上がるわけです。
その二字口を登る足について注目してみましたよ。
世界中に2億400人くらいいる大相撲ファンのうち、2~30人は気になってる大事な話だと思うんで。
平成21年の名古屋場所(7月)と秋場所(9月)の二場所分。
NHK地上波の録画を元にしてるんで、足元が映ってなかったり、
ニュースで飛ばされたりしてるんで、合計数は30日分揃ってないんですけど。

タブ区切り表をコピペしてるからなのか、なんだかOperaだとやたらフリーズすんですよ
だから今Firefoxから打ち込んでますけどやっぱ不安定、
なんで粗データだけ入れていったんエントリ切ります。



東右 東左 西右 西左
白鵬 25 0 0 0
朝青龍 0 0 25 1
日馬富士 16 5 3 0
琴欧洲 6 7 0 14
魁皇 13 0 4 7
琴光喜 1 9 0 13
千代大海 18 0 2 1
鶴竜 13 0 1 9
稀勢の里 12 0 0 14
旭天鵬 0 13 1 11
琴奨菊 4 0 22 0
阿覧 1 15 2 5
豪栄道 0 16 12 0
栃煌山 17 0 0 8
豊響 5 0 0 21
岩木山 15 0 1 7
把瑠都 1 12 0 12
雅山 17 0 0 8
高見盛 6 0 19 0
安美錦 1 13 9 2
栃ノ心 9 0 0 14
武州山 12 0 0 12
玉乃島 11 0 0 14
豊ノ島 19 0 1 5
猛虎浪 10 1 8 7
黒海 19 1 6 0
垣添 13 0 1 11
豪風 0 11 0 13
栃乃洋 4 0 0 20
翔天狼 17 0 0 7
時天空 1 4 19 1
山本山 7 0 0 2
玉鷲 0 1 11 1
朝赤龍 0 20 0 6
嘉風 0 12 14 1
普天王 11 1 0 12
出島 3 0 0 7
霜鳳 11 0 0 15
土佐豊 14 0 0 10
豊真将 9 0 2 11
春日王 11 0 13 1
若荒雄 7 0 1 6
玉飛鳥 5 5 0 3
若の里 5 0 6 0
北勝力 0 7 2 4
将司 7 0 0 5
合計 376 153 185 321






火曜日, 11月 17, 2009

お相撲の話を語りだす

こないだ2年余りの雌伏を経ていけしゃーしゃーと新エントリーを打ったblog(と書いて"ビーログ"と読む)を発見して、
そーか、そんな事も許されるのか、今の時代は、
と思いも新たに、なんか書いてみるかと思い立った次第です。
あー、もうタッチタイピンも覚束ないや。
アル中でも機嫌良く使えるMS-IMEがあったらいいのに。


もー九州場所が始まっちゃってんですけどね、過去を振り返ってんです。
幕内土俵入りの所作について思う所があって、とりあえず先秋場所15日を見直しました。
やっぱりこれは目の付け所が只事じゃない、と。
明日、先々の名古屋場所も確認してみます。
それから発表します。多分。
ぼくは約束したことは半分近く守る人です。