水曜日, 4月 25, 2012

垣添と剣武の引退

まあ垣添については先日のテレビもありましたし、ある程度の覚悟はしておりましたが、
道連れに剣武もってのは不意打ちだったなぁ。

これで藤島部屋、年寄6人、関取3人、力士養成員9人。
どーなんだかなぁ。

二人とも日体大出てるんだから何かしらの教員免状持ってるんじゃないの?
武道の教員足らないって話もあるし、剣武なんかどうかね?
秩父に帰って学校の先生になってなんかすっごいの育てて送り込んでくるとか。
どーなんだかなぁ、他人の身の振り方の話だけど。


網膜剥離繰り返してるし初場所後手術して予後もよからず春場所は一勝も見せられず途中休場で幕下陥落。
どーなんだかなぁ。やっぱ諦めなきゃいけないのかなぁ。


「リングの貞子の井戸」で有名な実家の方では
実家の旅館の長男として、お父さんである「旅館グループの社長」が、息子が引退(=廃業)して、秩父に戻ってきた時、「ちゃんこ料理を基本にした、しっくりと落ち着いた宿を」とシブイ別館というか新しい宿を建てて、「もう、ダメなら、いつでも帰って来い」と、
なんて話もあったりするようですが、それもまた結構ですね。
運動部の合宿できるようなグラウンドや格技室も自前で持ってんでしょ。
この際土俵も作っちゃって旅館業の傍ら道場もやってみるとかどうかね、
安壮富士安美錦の実家の「杉野森旅館」と「天心館」みたいに。
そういや雅山の実父も茨城交通グループ華やかりし頃はホテル部門の社長だったんだよなー。
そんでなぜこのBlog力士の実家の話ばっかなんだろなー。
どーなんだかなぁ。


とにかくもうシューシュー言いながら押して出る蒸気機関相撲はもう見れないのねぇ。

今さら取的扱いは出来ないよなぁ、
垣添関、剣武関、お疲れ様でした。
33歳だもんね、さーこれからこれから。

金曜日, 4月 13, 2012

大学(方面)からのお知らせ

たぶん伝聞。
世の中には人知れず埋もれるべきだったかもしれない話というものもあります、きっと。


広澤克実とトランペット
俺の高校、体育祭って調布の方のグラウンドでやるんだけどさ、前の週あたりに予行演習しに行くわけよ、俺らブラバンでドリルやったりするからさ。で休憩だか待機だかでグラウンドの端っこにいたのね。金網越しに向こうっ側は大学野球部のグラウンドなんだよ、その外野側なのね。遠っくの方に小太りのオヤジがいてさ、なんだか棒持って威張ってんの。「あれ島岡御大じゃん」 「ご健在なこって(笑)」とかみんなで眺めてたんだよ。そしたらさ、外野で球拾いしてたガタイのいいのがフェンス越しになんか言ってくんの。「おい、ラッパ貸してくれ」ってね。貸せって言われたってね、フェンス3mくらいあんのよ。そこを投げて寄越せっての。俺らにとって楽器ってもん投げるってなありえないの、ね。御法度。でも先輩に逆らうってな、それ以上の御法度なわけよ。「絶対、絶対取ってくださいよ」 「任せろって、俺ヤキューブだぞ」ってなあれでね、投げて渡したの結局、トランペット、うん。でいきなり「パァーン パラッパパーンー」ってさ、そう「巨人の星」のイントロ、あれ吹くんだよ。歌はじまる前までのさ、「タララ タララ タララ タララ」ってアルペジオで降りてくるとこまでね。そりゃ下手くそだったよ、音色とかは評価のしようが無い、問題外。でも吹いたよ驚いたね。器用なんだな。アレかね、高校野球とかベンチ入りできない選手、客席で応援するじゃん、あれで練習したのかね。いやそんなこたないな、あんまり高校野球の応援で「巨人の星」聞かねえもんな。うん、それはうちのボウヤが外ぐるーっと回って引き取りに行ったけどね。帰りも投げて寄越せってわけいかないからさ。あー島岡御大? 叱らねぇんだよ、その手のイタズラは。うん、で顔覚えてたの、その球拾いのあんちゃん。その年だったか次の年だったかなぁ、六大学の首位打者。そうヒロサワ。ヤクルト行ったヒロサワ。吹いてたのは「巨人の星」だったのになー、行ったのはヤクルト(笑)。あれ? でもその後阪神とか、ん? 巨人にもいたよなー何年か、なぁ。悲願達成ってやつ?

栃乃和歌とジャンピューター
小川町に「ハイライト」って喫茶店あったんですよ、あのー靖国通りのー、ラーメンエイトわかります? あの向かいの道入ってすぐの地下の店です。自分学生時代そこでバイトしてたんですよ、あ、厨房もホールも。ホールって言ってもね、あそこ元々「美人喫茶」だったんですよね。だから女の子可愛いの揃えてるし自分あんまりホールうろうろしても目障りですし。忙しい時に下げる手伝いにいくってくらいですか。そこにねぇ、ええよくいらしてたんですよ。そりゃ判りますって「明治のカセダ」って言えば当時はあれ、自分も明治ですからーそのー、「日大のコバヤシ」ってのもいたでしょ、両国の。御茶ノ水界隈じゃちょっとしたヒーローでしたよ。昼下がりのちょっと落ち着いた時間帯あたりが多かったと思います。先に後輩かなんか来るんですよ、付き人って言うのかな、二人ほど。それが「ジャンピューター」の席を押さえるんです。「ジャンピューター」知ってます? えぇ流行りましたよね。あれが2台だったかなぁ、置いてあって。空いてなければ空くまで近くの席で張って、空いたらそこ移動するわけです。えぇえぇそりゃそういう時はガン飛ばしたりして客どかしたりも。30分くらいすると「カセダさん」が来るわけです。すぐに百円玉積み上げましてね、10枚、20枚くらいかな。入るなりレジで両替ですから。1~2時間ほどやってましたか、講義の合間とか練習前とかなんでしょうか、なんたって「明治のカセダ」です、そうやって付き人も付くくらいの人なわけでしょう。OBやなんかからあれして小遣いも不自由しないんでしょうし。周りにいくらでも雀荘あった時代です。メンツいなかったんでしょうか。いやそうして付き人も付くんだし、あと一人誘えば囲めたとは思うんですが。はい、ウェイトレスの子とか目もくれずに熱中してましたねぇ。付け人の方はスパゲッティーとかカレーとか好きなだけあれしまして、ええ。女の子に声掛けてみたり。もう自由なんです、「カセダさん」が「ジャンピューター」やってる間は。天下の学生横綱がですよ、女でも酒でも博打でもなくですよ、喫茶店来て「ジャンピューター」でしょう。今思えば可愛いもんですねぇ。

松鳳山とコンクリートブロック
いやマツタニさん、本気(マジ)悪漢(ワル)っすよー。テレビとかで「恐いのは顔だけ」とか、あれ嘘ですってば。大学くんのにですよ、毎日コンクリブロック握って来るんすよ。有り得ないですって。構内ブロック持ってナウナウのし歩いてんすから。いや握力とか腕力とか、そりゃ判るんですけどそれで殴りますからね、ヒトを。血とかピューっとか出ちゃって。いやボクも世話になってるし、ほんっといい人なんですけど、本気(マジ)パネェっすから、マツタニさん。

火曜日, 4月 10, 2012

北朝鮮のロケット発射ごときになに騒いでんだか

いきなり追記:
検索でここ寄っちゃった方々、本日になってタモガミ閣下が似たようなこともっと簡潔・高尚に書かれてます。ここは只の愚痴の掃き溜めなんで、こんなとこで時間潰さずあっち読んだ方がいいかも。ただあそこに棲み着いてる方々のコメントは見ないほうが健康的。



北朝鮮によるロケット(ミサイル)発射の予定日も迫って、連日テレビ各局のトップニュースがそれ関連ばっかなんだけど、いい加減にしてくれ。
そんなの日本が騒ぎ立てる話じゃないんだよ、適当に放っときゃいいんだ。騒ぎゃニュースの視聴率がいくらか稼げる、新聞の駅売りやWEBのページビューがいくらか伸びる、それで騒いでるだけなんだから。

「北朝鮮が人工衛星を打ち上げる、と主張してるようです」
「でもそれは国連安保理決議17181874にきっと抵触してます」
「IMO(国際海事機関)など関係諸機関への通告も発せられました」

その程度の話に過ぎないんです。
ただそのIMOへの通告も著しく信憑性に欠ける、北朝鮮本日も通常運行なりってな臭気むんむんの笑い所ではあるんですが。(via:東京新聞)



「北朝鮮の公表コースでは南シナ海上空を通過するそうじゃないか」
「万一コースが逸れて南西諸島に落ちてきたらどうすんだ」
また沖縄は見殺しか

そんなもんね、仕方無いんです。

北朝鮮のロケットですよ、失敗したらどこ飛んでくなんか判りゃしないんです。発射地点から半径約3000km、日本全土はもちろん、韓国中国モンゴルロシアフィリピン、どこだって同じような確率で危ないんですよ。あれ、南西諸島の心配してる人たちいますね。ニュースなんかでも不安がる沖縄県民の声(だけ)拾って繰り返し流してますけどね、北朝鮮のロケット技術ごとき、なに一定の信頼おいちゃってんだよ平和ボケ。
空自がPAC-3沖縄に移送して配備してるのなんかもものものしくニュースでやってます。あれね、そうすると「国民が安心」するからやって見せてるだけです。空自、海自、それに陸自は「国民の安全」を守るべく全国土領海を対象に警戒体制を敷いてるんです。
ただそれ防衛省が自慢しちゃうと日本全域でパニクるおっちょこちょいが大量発生しちゃうから言わないだけで。

それとね、「他国(領海含む)上空を通過するようなもん飛ばすなんて許してていいのかっ。総理はもっと強硬な態度で抗議すべきだ」ってやつね。
それ総理なり政府関係者なりが公式に言って言質でも取られたら今後日本の宇宙開発どうなると思ってんですかね。
日本だってロケット打ち上げる時はIMOをはじめ関係各所に連絡・通告して航行してる船舶・航空機に御配慮頂いてんです。
「だから他国に迷惑かけないように種子島や(廃止された)内之浦から南東に向けて打ち上げてるじゃないか」
バカですか?世界中の船舶・航空機が行き交ってんですよ。他国に迷惑かけず日本だけで完結してたとでも思ってたのかよ島国脳。
日本中を感動させ世界中から賞賛を浴びた「はやぶさ」。あれだって最期のタッチダウンはオーストラリアの国土をお借りした上での快挙だったわけでしょ。

「領空」の定義、あるいは「大気圏」や「宇宙」の定義、これ気象、航空、軍事、宇宙開発それぞれの目的・観点でそれぞれに違うんですけどおおむね高度100kmまでが大気圏、そっから先が宇宙空間です。「領空」って一般的にはジェット旅客機が飛べる高さ、せいぜい頑張って12kmほど、軍事的には高高度偵察機が飛べる25kmほどです。北朝鮮のロケットが(目論み通り飛べば)一段目分離すんの50km~100kmあたり、日本の領海にさしかかる頃には200kmは優に超えます。日本も関わってるISSなんか平常三百数十km、近日時には280kmくらいで世界中の上空巡ってます。そういったスケールの高度。文句つけちゃっていいんですか?

「日本やそれなりの科学技術を持ってる国ならともかく、北朝鮮ごときが他国に迷惑かけかねない代物打ち上げるなんて国際法上どうなのよ。そんな権利無いはずだろ。」
ありますよ。どんな国にだって。(自称)宇宙平和利用目的の衛星打ち上げ、他国に制限される筋合いありません。
今回の北朝鮮のは、あくまで先に挙げた「国連安保理決議に反する」ってのが問題なだけで、物騒なもん飛ばすんじゃねーよって言う権限こそ他国にはありません。モナコやバチカンだってロケット打ち上げやりたきゃやったっていいんです。「お願い」はできても「留めだて」はできません。


「人工衛星と称しているが技術的には弾道ミサイルと同じものだ」

人工衛星や宇宙探査機用のロケットと軍事ミサイルの技術の共通点なんて、推進剤や推昇体、燃焼室含むエンジン程度です。「農業トラクターのゴムクローラは原理的に戦車の無限軌道と同じものだ。軍事転用を目指した技術開発だ」って言うようなもんです。人前で言ったら普通笑われます。
軍事用弾道ミサイルには「狙った場所に落とす技術」、「見つかりにくい所から撃ち出す技術・設備」、「飛翔体を探知しにくくする技術」、「予期せざる時に弾頭が起爆しちゃわない技術」ほか多数が不可欠です。
人工衛星には「狙った軌道に投入する技術」、「運用管制する技術」、「衛星そのものの目的を実体化する技術」、挙げたらキリ無いほど両者には距離があります。
実用的な人工衛星を作って軌道に乗せて運用する技術が、あの国にあるとは誰も思っちゃいません。軍事開発なのは誰にだって判りきってることなんです。
でも打ち上げる国が「宇宙の平和利用の科学的営為である」って言ってんです。「そんなもの真に受けるのは愚か者だ」って息巻いて糾弾してんのは同じ土俵に上がった愚か者です。

弱腰だのなんだの言いますが、日本政府が強気方向に口滑らしちゃったら、それ大喜びで言質とされるんですよ。
「日本は宇宙開発とかエネルギー開発とか称してロケットや原発やってるけど、あれ実は軍事開発あるね。2~3年内にも核ミサイル作れる準備してるある。国際平和をどこよりも重視する我が国も不本意ながら対抗軍備増強せざるを得ないあるよ。」
なんて姜瑜馬朝旭あたりに言わせたいですか。言った所で国際社会じゃ笑い飛ばされるでしょうけど彼らにとってそんなこたどーでもいいんです。人民が納得して人民や在外華人の愛国心が盛り上がりさえすれば。内政の失策から人民の目を逸らせさえすれば。一部人脈が独占する国防利権の不自然なまでの増大に口実が立てば。



野田総理田中防衛相態度を見ると事態を軽んじてるのではとしか思えない
平和ボケして緊張感かけらも見えないミンシュトーセーケン
国民を守る為に具体的に何をどのように対処してるんだ

「あんな国」の「恒例行事」に日本国の首脳陣が一々バタついたりオタついたりしなきゃいけませんか。田中直紀に「私、もう三日も寝てないんです」とか泣きごと言わせりゃいくらかお気が済みますか。

自衛隊は米軍とも連携を取って常にあらゆる事態に備えてるんです。そんな中で北朝鮮のへっぽこミサイルが飛んでくるなんて、ほんの些事に過ぎません。

3,4日前でしたかニュース見てたら首相へのブラ下がり取材で「防衛省に対して具体的にどのような対応措置の指示を出したんですか」なんて聞いてるバカいました。国会でもそんな質問してたのいました。「具体的」に答えるとでも思ってるんでしょうか。
国防の最高指揮監督権者からそれ聞き出してどうするつもり?
電波や紙面通じて世界中に発信すんの?
お前ら一体どこの国の人間だよ
視聴者読者はそういった情報求めてるんだ、それを引き出し伝えるのが我々ジャーナリズムの使命だって? 知るかよそんなこと。「野次馬の安心」と「国家の安全」、どっちが大事だと思ってんだ。


人工衛星称する弾道ミサイル発射実験掛かる費用で北朝鮮住民半年以上食糧買えるそうじゃないか
戦争ごっこしてる余裕あんなら飢える住民なんとかしてやれよ

これに関しては「病的陰謀論者の憶測、邪推、当て推量」と多少自覚しながら書きます。
でもほんとはこっからがこのエントリーの肝。

これまで93年のノドン、98年のテポドンと北朝鮮は東に向けてミサイル発射実験しました。その度に日本はPAC-3買い増したり、こんごう型やあたご型護衛艦にイージスシステム載っけたりと米製兵器を御頒布頂きました。米国の早期警戒衛星にも大変お世話になりました。

で今回北朝鮮は南方向に打ち上げるんですよ。日本が大騒ぎする話じゃないんです。
韓国やフィリピンで国民的議論や危機感が盛り上がればいいんです。
韓国まだPAC-3買ってないですからね。イージスシステム構築してないですからね。
フィリピンには経済規模や広範囲に島が散らばった国土的特性から言ってMDシステム導入までは期待できません。
縮小した在韓米軍、撤退した在比米軍、あれらの再配置の必要性なんかの見直し議論が韓・台・比あたりで盛り上がってくれればいいんです。駐留費用はお前ら持てよ、ウチにとっちゃ軍ってのは底辺層の巨大な雇用機会であり独占的価格設定でボロ儲けできる基幹産業なんだよ、守ってやるから用心棒代払えよな。

ってな話なんじゃないの?

先月でしたか、米国は北朝鮮に対して食糧支援再開するって発表しましたね、今回の件で取りあえず延期になりましたが。今月入ってからも米国はドイツで北朝鮮と「非公式接触」してました。いったい何の話をしてたんでしょね。

国連食糧農業機関(FAO)や世界食糧計画(WFP)、飢餓に苦しむ北朝鮮住民のレポート出して、それを元に国連加盟各国から集めた金で人道的食糧支援ってのやってます。コメやらトウモロコシやらを送ってます。でもそのコメって日本で有り余ってる古米・古古米なんか一粒も入ってないですよ。トウモロコシったって日本人が一般的にイメージするスイートコーンとは全くの別物。完熟させてから収穫して干して挽いてトルティーリャやお粥や団子や飼料として使う、デント種やフリント種です。その違いは以前Wikipediaのこの辺に書いときましたから興味ありましたらご高覧を。
でWikipediaの同じページにある通り、米国は世界最大のトウモロコシ生産国であり輸出国です。
先月米国単独で打ち出した「人道的食糧支援」だって中身は「米国による栄養補助食品24万トン」です。

北朝鮮国内じゃ需要を満たすだけの食糧生産なんてできないんです。不足分補うには穀類や飼料はどうしたって国外から持ってこなきゃなんない。とはいえ特産のマツタケや高麗人参売ったとこで知れたもんだし、経済制裁受けてるから売ってくれる国も限られてる。

世界中から集めたカネがとある国の軍産・農産を支える。でその割り前のいくらかが食糧の形でとある国に渡る。
それがあの国の存立意義なんでしょ。国境を接する大国ロシアや中国にはミサイル向けない、揺すらない。だって向けたって仕方無いもん、あの国米製兵器買わないもん、米軍基地置かせてくれないもん、米国民の給与負担してくれないもん。
住民の腹を満たすためにやってんですよ。ミサイル発射やら哨戒艦撃沈やら国境島砲撃やら繰り返す。米製兵器のセールスプロモーション。報酬は米国産-国際機関経由の食糧。それがキム家代々の家業なんですから。恫喝外交なんかじゃないですよ。そりゃもう大変立派な(秘密裏)協調外交です。

だから今回のミサイル発射なんか日本が大騒ぎする必要ないんです。
生暖かく半笑いで見物してりゃいいんです。

国防力の増強とか対北制裁強化とかの議論を馬鹿馬鹿しいって言うつもりは毛頭ございません。
見立て違いの空騒ぎは馬鹿馬鹿しくって見苦しいよ恥ずかしいよって言いたいのでございます。




こんなエントリで紹介されたら先方もすこぶる迷惑でしょうが、以前とあるBlogにて「安易な「米軍基地撤退後のフィリピン」を真に受ける無知なテレビ評論家たち」って記事膝打って読んでたの思い出しました。

金曜日, 4月 06, 2012

平成24年靖國神社奉納大相撲の無用速報

珍しく当日の話を書きます。
本日4月6日は恒例の靖國神社奉納大相撲でした。

好天に恵まれ桜も三分咲き、実に目出度きお相撲日和。

これは開場直後、まだ土俵祭も始まる前なのでガラガラに見えますが、昼前には立ち見の立錐の余地も無い大盛況でしたよ。
定員6000人のとこ入れ替わり立ち替わりもあったか、のべ13,000人も入ったそうですよ。
大阪府立体育会館定員の二日分じゃないですか。



会場全体を見渡す建屋二階の窓から監察する元大関武双山こと藤島入道。

チェコの山ら関取衆が稽古土俵に入る頃も厳しい視線で見守ってらっしゃいました。
マゲが見当たりません

風も出て、寒くなってきたのでしょうか、序二段取組みが始まる頃には窓を閉じますが、
ガラス越しにも厳しい眼差しは変わりません。

 全取組み終了、弓取式も終わり藤島入道がお帰りになった後の窓に注目してみました。
ガラス窓に鼻っつら押っ着けて御覧になってらしたようであります。
職務精励至極にございます。



以下おまけ
写真はクリックするとそれなりに大きくなります

大銀杏での相撲甚句というせっかくの希覯が柱の蔭に

若手呼出しに土俵周りの段取り差配して
さっそうと引き上げる私服のリッキー
さすがO.A.S.でCDデビューしただけあって
細身のパンツがいかすぜリッキー
あるそおくっ 土俵周りの柱もまーもるー♪
本日たいへん会場人気の高かった豆行司さん
繰り返し繰り返し割紙見て暗記に努めてます
名前、後で調べますね
よく見ると襟元やたっつけの隙間から垣間見える襦袢がチェリー柄
初っ切りの晴れ舞台を前に大銀杏で御機嫌の琴大信さん

一応琴欧洲の親子化粧まわしとかなんだとかも撮ってるんですけどね、
そーゆう大事な話やもっといい写真は、他のとこ探してください。
ここはこーゆうあれなのばっか扱うとこです。

打ち出しの頃には桜も4~5分咲きになってたかんじでした。



追記:第一報
豆行司さんについてTwitterで問いかけたところ、
さっそくSUSANさんから有力証言あり。
基づいて陸奥部屋のサイトを見に行くと「部屋紹介」ページの一番下に確かにいるいる、この子だ。
本名も生年も無し。「出身地 愛知県名古屋市」だけ。
まだ(4月7日時点)名前もついてないようですね。
もちろん協会公式サイトにも出てません。
今んとこ、ここまで。

改めて見ると、その豆行司さんの写真の背後にも窓越しの藤島入道が写り込んでました。

水曜日, 4月 04, 2012

ビンテージ力士の愉しみ

何をもって「ビンテージ」とするかの定義はあえて避けますが。


星取表が気になったり国技館早めの時間に入ると割紙見て探したり。
BS映ったりするともうね、無条件に応援したくなる。
おじさん頑張れ!


去年まで結構一杯いたんですけどね。
それがゴタゴタに愛想つかしたのか一斉に廃業、今残ってる人たちも、いつあれするかわかんないんで急いで今の内に現役ピックアップしときます。
年齢、成績等は2012年3月場所終了時点です。


華吹 大作
1970年5月28日生まれ41歳 初土俵1986年3月 東京都足立区 立浪部屋
「はなかぜ」と読みます。なんでこんな四股名つけたんでしょうね「鼻風邪」みたいじゃありませんか。初土俵は現師匠のイケメン親方旭豊こと立浪より丸一年先輩にあたります。最高位は2003年九州場所の三段目東18枚目、近年はよほど大勝ちしない限りは序二段に定着。最後に三段目に上がったのは2010年夏場所、なんと39歳10ヶ月。なんだかんだ序の口に落ちることは無いそれなりの実力者です。たぶん現役最高齢。


笠力 充将
1970年7月13日生まれ41歳 初土俵1986年3月 愛知県名古屋市南区 二所ノ関部屋
幕下以下7番相撲の世界で堂々歴代1位の633敗、長年最弱力士の称号を欲しいままにする序の口の牢名主。ところが昨年技量審査場所でほんのり勝ち越し、更には大量の退職者もいたためか、39歳11ヶ月で自己最高位更新してしまうという離れ業。笠力に勝った力士はそのまま出世してきますし、笠力に負けた力士は1,2年で廃業しますから、ほとんどの相手とは一回こっきりしか対戦できません。それでも後に幕内上がった若光翔には勝ってるんですよ。もちろんそれっきりですが。笠力さんと5回も6回も当たれるのは現役では式乃川、森麗らのベテラン中堅、若手では 東花、大貫改め東輝、高千穂ノ峰、肥後光くらいです。不思議な事に若戸大橋とは未対戦ですね。なんかご様子も良いようですが関取じゃないでしょに。笠力さん二所ノ関部屋に入門した頃はまだ麒麟児が現役だったんですねえ。


北斗龍 定裕
1971年年3月16日生まれ41歳 初土俵1986年3月 北海道函館市 北の湖部屋
幕下以下で579敗は笠力に次ぐ歴代2位。序二段を棲家にしてますから全501勝のうち実に410勝は序二段でのもの。序二段での白星は歴代1位です。特筆すべきは156場所勤めて一度も休場がありません。さらには全勝も全敗も無い安定ぶり。昨年の九州場所で負け込んで久々に序の口に落ちてしまったんですが、初場所で取り返し春場所は目出度く定位置序二段に最昇進したのが40歳11ヶ月、伝説の一ノ矢さんには及びませんが笠力と並んで歴代2位であります。

華吹、笠力、北斗龍の三人の初土俵は巌雄の山響親方なんかと同期です。


出羽の郷 秀之
1970年11月22日生まれ41歳 初土俵1986年5月 埼玉県三郷市 出羽海部屋
前の3人より一場所遅れの初土俵。そこそこ順調に幕下中位あたりまで出世したんですが、2003年夏場所小戸龍戦でうっちゃられて負傷。途中休場、休場、休場、全敗と三段目まで番付を落とすも、そこから怒濤の8場所連続勝ち越しで一気に取的卒業、2005年夏場所34歳 5ヶ月での十両昇進は歴代最高齢。ただ十両では3勝しかできずその一場所だけなんですよね。現在は三段目を定位置に調子がいいと幕下。2011年初場所での幕下返り咲きは39歳 9ヶ月と史上4位。全532勝中寄り切りが227勝と実に5割以上となる寄り切り職人。一場所限りだった化粧まわしは使い捨てで終わるまい。


郡山 勇二
1971年8月8日生まれ40歳 初土俵1987年3月 宮崎県宮崎市 三保ヶ関部屋
惜しいとこまで行ってんですけどね。1996年秋場所、幕下中位で増昴に改名、その効果か全勝優勝。 翌九州場所は現時点での最高位の西幕下2枚目。11日目十両の土俵に呼ばれた彩豪戦で一度だけ大銀杏結ってます。その後2003年名古屋場所からまた郡山に名を戻しました。初土俵から150場所ですが7番しか取れない幕下以下で通算520勝って凄いと思いませんか?凄いんですってば。

嵐望 将輔
1972年7月2日生まれ39歳 初土俵1988年3月 東京都福生市 貴乃花部屋(入門時は二子山部屋)
初土俵が若サマ貴サマ曙魁皇のあの昭和63年春場所、現師匠と同期入門です。東京都福生市出身なので長く福生乃花の名でお馴染みでしたが何を思ったか昨年の技量審査場所より嵐望に改名、Sumo Referenceを始め各所で「らんぼう」と仮名が振られていることも多いですが、協会や部屋のプロフィールによると「らんぼー」が仮名での正式表記です。最高位は東幕下13枚目、でもそれもう13年も前の話です。近頃は三段目下位が定位置ですが春場所負け込んだので夏は序二段でしょうか。今年春場所までで通算481勝466敗って、一場所7番しかない格ですからある意味立派な数字ですよね。


栃の山 博士
1973年2月24日生まれ39歳 初土俵1995年1月 東京都立川市 千賀ノ浦部屋(入門時は春日野部屋)
ここまで中卒叩き上げばかり挙げてきましたが、栃ノ山は大卒です。拓大です。栃乃洋の1年先輩です。したがって初土俵は遅いですがちゃんこの香りの滲み出し具合は負けてません。幕下までは比較的順調に番付を上げたもののその後苦労し、それでも2001年秋場所では関取目前の幕下西2枚目まで迫りました。12日目の濱ノ嶋戦で一度だけ大銀杏結ってます。(訂正:その後数回ありました。あとで修正します、あとで。)2004年の千賀ノ浦部屋創設時に拓大の大先輩舛田山についていった旗揚げメンバーであります。初土俵時「栃ノ山」だった四股名を「之」の字に変え、「の」の字に変え、ここ数年は幕下を定位置に調子崩すと三段目上位、なんとかBSの放送枠からは陥落せずに文字通り七転八倒で頑張ってます。まだまだ「乃」の字なんかも残ってますからね。


式乃川 知和
1977年2月7日生まれ35歳 初土俵1992年7月 東京都品川区 式秀部屋
まだまだ旭天鵬や若の里に比べたって若いですんで、ここに並べるのもあれかとは思いますが将来のビンテージ力士候補ということで。初土俵以来109場所、うち序の口が70場所、なかなかできない記録です。それでも先の笠力さん同様昨年技量審査場所で勝ち越して自己最高位更新の西序二段87枚目、翌場所は全敗で元の巣に戻りました。


えっと、まだまだいるんですけど今日はこの辺で。



なんだかもうたまらないんです。
最期まで命削って戦ってる人やら、安穏と年々を過ごしてる人やら。
色々それぞれなんでしょうけど。
でもね、いっぺん見てみてください。
味わいありますよ。
どんな味だかは説明に困りますが。

火曜日, 4月 03, 2012

じゃん けん ぽん!

もちろん私論・暴論のいつもの長いだけの愚痴ですが。


初場所よりいくらかマシになったとは言え、春場所も立合い合わない相撲が目立ちました。
ぼくは根が陰険なんで、毎日十両以降の相撲で時間一杯から一発で立てなかった取組み閻魔帳に付けてました。
先に突っかけるのもいれば、自分のタイミングじゃないんで立たなかったのもいる。どっちが悪いか見た目明らかなのも多いんですが、一応両成敗なんで両方カウントしました。

やっぱり外国出身力士絡みが多いですね。
翔天狼6回、碧山5回、旭秀鵬4回、時天空4回、朝赤龍3回、日馬富士2回。
もっとも時天空なんかは一回突っかけといて相手の出方を探ったり蹴手繰りの伏線張ったりってのがお約束の戦法になっちゃってますが。

モンゴル力士でも少ない人は少ないんです。旭天鵬堂々の0回。鶴竜の1回は翔天狼に突っかけられたやつですし、白鵬は千秋楽結びの把瑠都戦で一度嫌ったあれです。玉鷲も1回だけ、それも元々立合い悪い佐田の富士戦。意外や荒鷲と途中休場しちゃった千昇は0回。

日本人で目立ったのは鳰の湖5回、千代大龍4回、佐田の富士4回、旭日松4回あたり。

幕下以下の外国出身力士だと目も当てられない始末で呆れ返って見てました。


あれ解ってないんですよ、相撲ってものを。
でまた師匠が教えない。
教えてるつもりなんでしょうけど伝わってない。外国出身力士が何を理解できてないかを師匠が理解してない。だから外国人力士は立合い合わないのが多い。

ヨーロッパ系の人はそうでもないんです。
あれ顔つきからして日本人じゃないの判るから師匠も一から懇切丁寧に相撲の何たるかを教える。
モンゴル人はなまじ顔付きが日本人と似てるもんだから、解ってるもんだと思って前段省略していきなり稽古場に上げる。と、あーなる。


日本に生まれておそらく一番最初に経験する勝負事はジャンケンでしょう。3歳4歳そのあたり、お兄ちゃん達に混じって味噌っかすで遊び出す頃合い。
グーはチョキより強くてチョキはパーより強くて… 
でジャンケンポンの合図で考えた手を出す。
じゃ相手がグー出すの見たらパーを出せば勝てるな。
でもそれやると「ダメだよそんなの、後出しずるいや」って叱られる。
そうやって「合わせる勝負」ってのを身に付ける。
合わせないと勝負が成立しない始まらないってのを幼少の頃から当たり前に覚える。

そんなの外国に無いんですよ。
向かい合った時から勝負は始まってる。
少しでも自分有利に立ち回るのが勝負師としての志で目指すべき事なんです。
相手に合わせるなんてIdiotのすることです。
相手と合わせるジャンケンなんてできない。意味わかんない。
だからサッカーなんかでもコイントスで決める。公正とはそうゆうことだと思ってる。

話逸れますけど、今甲子園でセンバツ高校野球やってます。
あれベンチ一塁側と三塁側は事前の組合せ抽選会で引いた若い番号の方が一塁側って決まってますけど、先攻後攻は試合前にジャンケンで決めてるんですよね。オーダーシート交換の時に審判立合いの元ジャンケンして勝った方が先攻後攻好きな方を選べる。

大相撲の話に戻ります。
相手と合わせて立って当たってから勝負するのが正しい相撲です。
相手より有利に立とうとするのは汚れた相撲です。
でも部屋で教えないんだからしょうがない。
教えてる部屋は教えてるんだと思いますよ。
モンゴル人力士開拓の嚆矢だった旭國の大島親方は外国人であることを意識して一から教えたんでしょう。だから旭天鵬なんかはちゃんと立つ。目が届かなくなったのか旭秀鵬は立てない。

その大島部屋の成功を真似して適当にモンゴルやグルジアロシアに人買いに行った部屋なんかは、とにかく稽古させて勝てりゃそれでいいやってなもんで、土俵上がる以前の事も教えない。
だから幕内入っても水入り知らなかった阿覧みたいの出てくる。
飛んだり跳ねたりの若ノ鵬みたいの出てくる。あ、出てったのか。


だいたいそんな立合いで駆け引きして合わせること考えず自分有利に立つようなのが伸し上がるってくるから対戦相手だってそんな相撲に付き合うことになる。
ほんと幕下以下なんてひどいですよ。本来力士養成員として正しい相撲を身に付けなきゃならない時期にそんな汚れた変則相撲に汚染される。日本人力士も。

あれなんとかなりませんかね。
教習所の卒業とは別に、もっと厳しい関取資格試験みたいの設けて汚い相撲してんのはどんなに成績上げても十両には上がれない。幕下筆頭格付け出しに留めるとか。
副理事になった大山親方あたりに期待したいとこです。


そもそもこんなに立合い汚くなったのはあの三重ノ海の武蔵川理事長が「立会いの正常化」とか号令かけて立会い異常化してからですよ。
寄附行為細則の勝負規定には
立合いは腰を割り両掌を下ろすを原則とし、制限時間後両掌を下ろした場合は「待った」を認めない。
とあります。
「両掌を下ろす」であって、 「両掌を土俵に着け」なんてどこにも書いてないんですよ。
それを何故か手を着かなきゃいけないみたいなことになった。
それでみんな混乱した。混乱して合わない相撲が続出した。
だもんで業を煮やした武蔵川が何をしたかというと支度部屋に貼紙して注意を促した。
その辺のいきさつは以前「立合いの異常化」ってエントリーでも書きました。
貼紙で直るなら東西300枚ぐらい貼ったらいいですね。でも直りませんでした、ますます悪化しました。

だいたい三重ノ海自身が仕切線に手を着くような立合いしてなかったくせに。
三重ノ海-輪島

三重ノ海-北の湖

ね、これでいいじゃないですか。
いくぞ、おう、せーのっそりゃっ! って合わせてぶつかって取っ組み合うからいいんですよ。
ちゃんと相撲になってるじゃないですか。
腰を割ってからいつまでも相手焦らしたり探ったりなんか大相撲のすることじゃないです。


でも武蔵川理事長のお達し以来、「手を着かなきゃいけない」って審判部も言い出して、それで今のなんだかわかんない駆け引き立合い相撲の蔓延を引き起こしてんです。
ほんと言うと魁皇なんかも立合いの駆け引きズルっこかったですけどね。
でもあれはいいんです。だって魁皇様なんだもん。

ジャンケンも知らなきゃ勝って喜んじゃいけないのも意味わからない。
武道なんてのもわからない。
スポーツでしょ、あらゆる手練手管駆使して勝つのが至上でしょって思ってる。
だってガイジンなんだもん。
ガイジンだってこと忘れて教える師匠が悪い。


言葉の壁だってあるかもしれませんね。
稽古場で親方に「もっと鋭く速く立て」「相手より速い立合いを身につけろ」
って口酸っぱくいわれてもガイジンさんにはわからないんです。
ハヤクハヤクッテ  オヤカタニ イワレマシタ ってんで相手より「早い」立合い磨いちゃったりする。
「はやく立て」「合わせて立て」 もう混乱するだけ。

学生相撲出身力士も合わせられないの多い目立ちますね。
垣添なんか武蔵川のお達し以前はそれなりに立ててたんですけど、あれ以来わかんなくなっちゃった。今幕下でも合わせられない。被害者ですよ。これも以前のエントリーで書きましたけど。
稽古で教えてないこと本場所の土俵で出来ないからって客前で垣添叱り飛ばしたのが部屋継承した藤島。

学生相撲とかのアマ相撲ってのは「行司」がいないんです。その代わり白手袋はめた「審判」が土俵上にいる。この人が片手を出して「見合って、始めっ」って号令かけると取組みが始まる。大相撲と違ってお互いの呼吸を合わせて力士同士の判断で立つわけじゃない。
だから学士力士なんかはしばらく立合い苦労しますね。今の千代大龍とかまだ戸惑ってんじゃないですか。



テレビ解説の親方衆なんかでも苦言を呈して見せんのいますが、お前んとこの力士も大概だろが、って思うこと結構あります。
んで仕切り直す前に力士がお互い謝るのはともかく、審判長に向かっても謝りますね。あれ何か勘違いしてんじゃないかな。大相撲の世界ですから親方衆が偉くて恐いのは判りますがお門違い。そもそも合わない立合い蔓延させてんの審判部なんですから。謝るならお客に謝れ。いや力士が客に謝らなくてもでもいいんだけどさ、そのくらいの意識を力士は持つべき。
そして審判長も「合わせるんだよっ」なんて叱ってますが、客前でそんな相撲を取らせてること自体を恥だと思え。責任感じろ。お客に謝るんならお前が謝れ。



今ならまだ汚い相撲に毒されてないベテラン勢がいます、ちゃんとした相撲指導できる親方衆います、けどあれ抜けたらもう大相撲取り返しのつかないことになるかもしれないってほどの危機なんです。

とにかくあれですよ、汚い立合いの駆け引きを排除して、ぶつかってからの取っ組み合い、あるいは呼吸の合った立合いだからこその変化、いなし、そんな本来の大相撲に戻して欲しいな。
そこんとこ、北の湖理事長に大いに期待、していいのかなあ。